日本人は
何に美しさを感じてきたのでしょう?
美しさを何に求めてきたのでしょうか?
作られた美しさではなく、自然の美しさ。
上辺ではなく、生き方の美しさ。
いのちの輝き。
穢れとは「気が枯れる」の意味で、生命力が損なわれている状態を意味します。そして祓いとは、生命力を復活させる働きを持った神事です。
神道で祓いを重視するのは、それにより生命力を回復することで「いのちの輝き」を取り戻せると考えているからです。
大和心とは、文字通り「大いなる和の心」です。
ただこの和は、俗に言うような人と仲良くするなどという程度の意味ではありません。
人との和はもとより、大自然との和、神との和などとても広い意味があります。
(大和言葉の神とは、ギリシャやインド等の人格神や聖書のような創造主ではなく、大自然の働きつまりエネルギーそのものを意味します)
大自然との和は、四季の豊かな日本列島ならではの発想ですが、自然は大和民族に「恵み」だけを与えてきたわけではありません。火山の噴火や大地震、津波、異常気象による飢饉等々大変な事柄も数多くありました。
人々は、自然の恵みに感謝するだけでなく、自然に対して畏敬、畏怖の念も深く抱いてきました。
大自然つまり神との和合の元になっているのは、この二つの意識です。
これは近年特に、原発事故や数々の天変地異を体験した我々が忘れてはならないことだと思います。
