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大和心

第13回 神社での瞑想

著者:小山一夫 / 公開日:2022-03-21

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

神社の森の中で、私がどんな呼吸をしていたか?

それをひとことで言えば、生命に働きかける自然な呼吸です。

これは禅の世界にもあります。

苧坂光龍師家は著書の中で次のように語っています。

「息を吐くということは自分が天地宇宙の事々物々の中に融け込んでゆくことであり、

息を吸うということは、天地宇宙を自己の腹中に収めるとも考えられる。

それは天地宇宙の真理の中に自己が融け込み、また天地宇宙の真理を自己の内に摂取することにもなる。

けっきょく一息の中に天地宇宙の真理と交流することになる。」

『在家禅入門』

かの臨済は、「即今、目前、聴法底」(「臨済録」)と言っています。

これは、”今、まさにここで、生命(万物)の息吹を傾聴する”ということです。

つまり自分(又は大自然)が生きていることを、全身全霊で受け止めることに他なりません。

さて、この「自然な呼吸を見守る」には、その準備として、体温、血流、細胞の賦活辺りから始めます。それらを手掛かりにして、自分が生きていることをまず繊細に実感することです。そうでなければ、生命力に直接働きかけることは困難です。

自然な呼吸を見守る方法は、最上の呼吸法だと言えるでしょう。

それは神=大自然と自分を結びつける有効な手立てにもなります。

具体的な方法は次回から順に