
神社での瞑想を説明する前に
中国の伝統的な技法である「放松」と「入静」を紹介しましょう。
放松とは、瞑想中における緊張状態を解くこと。
姿勢、呼吸、意念のそれぞれに自然な状態を心がけます。
具体的には①弛、②開、③浄の三段階があります。
①は、全身をゆったりとくつろがせ、緊張感や不快感がないようにする。
②は、骨格だけ残して筋肉を優しく解きほぐし、全身の血流を見守る。
③は、全身が空間に融けてゆくように、すべての束縛を解き放ち、心が静まるようにする。
入静とは、瞑想中において意念の制御により、外界と結びつかない安定と快適さを得ること。
これも大きく分けて3段階の練習法をとります。
①姿勢、呼吸、意識の安定を得る。
②外界との結びつきが希薄化され、身心が軽やかとなり、爽快感と快適さを得る。
③外界の影響をほとんど受け付けず、呼吸も意識されない。空間に安定し、意識は判然としている。