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大和心

第17回 神社での瞑想~準備2(2/2)

著者:小山一夫 / 公開日:2022-03-21

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

そうすると呼気は肉体の膨張感と、吸気は収束感と連動しているのがわかるはずです。

そしてそれが徐々に強くなってゆく。

「膨張」は熱エネルギーを肉体の周囲を取り巻く大気にまで拡げ、「収束」は身体の末端から血の気がサーッと引いてゆくほどの勢いとなるでしょう。

このマックスとミニマムの差つまり乖離が大きければ大きいほど、どこまでが自分の身体なのか境がわからなくなってきます。

次に、この観察を一旦静止して、あるがままにその余韻を観照します。すると、さらに内外の境がぼけて希薄となり、肉体が周囲の空間に融けてゆくような感覚となります。そしてそれに従って雑念もかなり薄らいでゆくでしょう。

これが出来るようになれば、仰向けでも、座っても、立っても同じ要領で簡単なはずです。

ここまで全部を5分以内で終わらせるように。

一日1回で充分です。単なる練習なので。

家での練習が慣れてきたら、神社の神聖な境内で試してみてください。きっと何度かすれば、あの独特な神気を感じることができると思います。

コツは、鼻や口での呼吸を忘れること。

全身の細胞で呼吸するような感覚で行うことです。そうしないと、神気と同化できません。

神気は空気とは違いますから、吸い込もうとか、取り込もうとかしないように。外呼吸よりも内呼吸を意識することで、自分と神気が同化してゆく感覚です。

取り込もうとすると「採気」になってしまい、清気だけでなく、邪気も取り込んでしまいかねません。ですので理想は、神社の神域で、太陽光を浴びながら熱と光を受け止めつつ、自然と同化する感覚で、神気とひとつになることです。

大事なことは、何も期待しないこと。

求めようとすると得られませんから。

あくまでも自然に、ゆったりとくつろぐことが、一番の秘訣です。