
人類進化に関する学説において、ミトコンドリア・イブという愛称で知られる現生人類に最も近い共通女系祖先が、今から約20~12万年前にアフリカに生存していたと推定されています。
これはアフリカ単一起源説の有力な根拠の一つですが、アフリカという点が興味深いところです。
地理的には概ねコンゴ、タンザニア、マラウイ、ザンピアの辺りになりますが、これを九州の地図に重ねると、ちょうど宮崎県高千穂と鹿児島県高千穂峰の間くらいになります。
どちらかに重なればもっとすっきりしますが、この観点から考えても、残念ながら天孫降臨の地を、
宮崎県と鹿児島県のいずれかに決めることはできません。
さて天孫降臨は前述のように、人間に直霊が付与されることの説話ですが、動物・植物・鉱物のすべてに四魂が付与される中でなぜ人間にだけ直霊が付与されたのか。
科学(医学)の発展により、人間の臓器の人工化が急速に進む中で、どこまで置き換わったら、直霊を失い人間でなくなるのか。
これは霊止としての生と死の境がどこなのか、という重要なテーマでもあります。
ですが実際には、科学的な検証に耐えうる実験ができないので、視点を変えてロボットの機能がどこまで人間に近づけば直霊を得ることができるのか、という処から考えたいと思います。