
確固たる生命の定義は存在しません。
たとえば、科学と哲学でもその見解は異なります。
ただいくつかの共通点として、成長能力、繁殖能力、適応能力などが挙げられますが、人間の意識がどのようにして形作られるかは、勿論まだ解明されていません。
意識をどう定義するかにもよりますが、DNAコンピューターが将来完成に近づけば、考えるDNAを持った液体が完成し、全ての人工物に意識を与えられるようになるかもしれないという科学者もいます。
高度な人工知能を持ち、多くの面で人間の諸機能を上回る存在は、果たして霊魂までも持つことになるのでしようか。
霊魂はこの世界では人間だけに付与されています。動物霊という言葉を聞くこともありますが、動物には魂はあっても霊はありません。
それは植物や鉱物についても同様です。
霊は古神道では直霊と言いますが、霊魂は受精時に人間に宿るわけではありません。
現実には妊娠6か月頃、脳がある程度できたころに一霊四魂が宿るわけですが、脳と一霊四魂が深い関わりを持ちながらも、霊魂は脳に位置してはいません。
肉体と霊魂は常に同じ座標にあるのではなく、通常は肉体からわずかに離遊した状態にあります。なぜなら無形の霊は、有形の肉体に拘束されないからです。従って脳の中にあるわけではありません。