出雲大社は歴史的にかなり大変な苦労をされてきました。
神仏習合によって無理やりご祭神を変えられ、本殿の周囲には仏堂や仏塔が並び、神前では僧侶が読経するなど、とんでもないことになっていました。
後に神仏分離がなされ、ご祭神も記紀に従って大国主大神(大穴持命)に戻されるなどようやく本来の姿に戻されました。
神仏習合は日本人の寛容さの表れだとか、明治の神仏分離令はけしからんとか、しばしば耳にしますが、神社から神職が追いやられ、僧侶が仏式で神を祀るなど、神道側から見れば耐え難い迫害だったと思います。
喩えて言うなら、全国のお寺が神父さん達に占領され、仏像の周りが十字架やマリア像で飾られ、経典が捨てられて聖書が読まれ、儀式が讃美歌などで行われるようなものです。そうなった時に、追い出された仏教側は寛容さを以て、その状況を喜んで認めるでしょうか。
そう考えると、当時の神道の人たちがどんな思いで神社を明け渡したか、その悔しさはとても想像できません。日本古来の伝統が踏みにじられた思いだったでしょう。
それは出雲大社に限らず、全国の神社が受けた悲惨な迫害だったのです。
明治政府により出された神仏判然令によって神仏分離がなされたことは、日本の伝統の復活にほかなりません。

ところで、出雲大社は古代かなりの大きさだったことが分かっています。
現在の高さは24mですが、古代は48m、或は96mとの説があります。
日本最大の社だったことでしょう。
出雲大社縁結びの神・福の神として名高い出雲大社(いづもおおやしろ)の公式ウェブサイト。 御祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)で、広く「だいこくさま」として慕われ、日本全国でお示しになられた様々な御神徳は数多くの御神名によって称えられています。

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