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大和心

第138回 いろは歌

著者:小山一夫 / 公開日:2022-09-20

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

いろはにほへと

ちりぬるを

わかよたれそ

つねならむ

うゐのおくやま

けふこえて

あさきゆめみし

ゑひもせす

上記は「いろは47文字」として昔から知られていますが、これは仏教思想を説いた歌ではないかという見解があります。

色は匂へど

散りぬるを

我が世誰ぞ

常ならん

有為の奥山

今日越えて

浅き夢見じ

酔ひもせず

とてもよくできていますね。

作者はきっと天才的な才能の持ち主なのでしょう。

大涅槃経に下記のような文があります。

「諸行無常 是生滅法 生滅々巳 寂滅為楽」

ですので、これに対応しているという方もいます。

空海の作とも言われていますが、音の区別等を根拠に、空海作というのは、やや無理があるようです。

たぶん空海の死後100年以上経ってからでしょう。