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大和心

第247回 明治天皇の宸翰~副島種臣(2/2)

著者:小山一夫 / 公開日:2023-05-26

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

維新の功臣として遇し、今後も侍講として自分を教え導いて欲しい、という宸翰を受け取った副島の感激は想像に余りある。副島は、四月二日に参内して天皇に拝謁し、二十日から進講を再開した。』(「副島種臣」佐賀城本丸歴史館)

とあるように、明治天皇が副島翁に「宸翰」を下賜した事実にも驚きますが、それは副島翁に対する絶大な信頼の顕れといえるでしょう。

副島翁は「山林に入んとす」とあるように、静かに書の道を究めたり、また官職を離れ皇学・皇法の学びに専念したかったのかもしれません。もちろん、くだらない政争に巻き込まれたくなかったのもその一因であったと思わますが、いずれにせよ天皇が副島翁の辞意を聞いて「愕然に堪へず」と言うほどに重き存在であったことは疑いありません。

『宮中唯一の御額

大隈の談によれば、臣下としてその筆蹟が宮中の御額として掲けられたものは副島伯一人であらうといふ。侍講時代、明治天皇の御下命によつて染筆したので、楓錦亭の三大字の御額は、紅葉山の御所で光榮に輝いてゐる。』(「副島種臣伯」みすず書房)

書家としても副島翁は特出した作品を残しています。

副島種臣 ~世界が認めた正義の外務卿~

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