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大和心

第318回 明治天皇御製  天地の なしのままなる 世のをしへ

著者:小山一夫 / 公開日:2023-11-05

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

明治37年御製

天地の なしのままなる 世のをしへ

まもる心ぞ 身のまもりなる

明治神宮の「365日の大御心」では、次のような口語訳になります。

「大自然の摂理そのままを、世の中の教えとして守る心こそ、身の守りとなるのである」

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「天地の なしのままなる」とは「惟神の道」です。

神のまにまに生きること。それは自然との和、人々との和などの和魂の働きでもあります。

邇邇芸命は和魂の働きが強い大神ですから、その神意に沿って国の在り方を整えるならば、天皇の望まれる平和な世が訪れるものと思います。それは人間にも言えることです。

神にも人間にも一霊四魂があります。

一霊とは直霊の事です。

直霊は「省(顧)みる魂」とも言われるように、自らの心・行い・言葉等を客観的にみる働きです。

さらに四魂を統率する中心力の働きを以て、四魂(荒魂・奇魂・幸魂・和魂)それぞれを調和よく整えます。

本田学派の祝詞に

「荒魂の勇を以て諸々の災を祓い除き、和魂の親を持って親子・兄弟・夫婦・朋友に至るまで睦み合しめ、奇魂の智を以て奇霊なる己が天性を活かしめ、幸魂の愛を以て家を富まし壽長らしめ給ひ、子孫の八十続に至るまで弥益々に立ち栄へしめ給え」

とあります。

荒魂は勇魂、奇魂は智魂、幸魂は愛魂、和魂は親魂。

この惟神の道こそが、平和と幸福への道なのです。