神道と日本の記事一覧

大和心

第661回 本田霊学の継承-113(1/4)

著者:小山一夫 / 公開日:2024-12-13

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

「本田親徳研究」(鈴木重道氏)を参考に本田霊学の継承について御紹介したいと思う。解説については自説であり、本田霊学としての公式見解ではない。

**********************************

『副島種臣の理論の面に於ける祖述に対して、法術の面に於ける継承者は長沢雄楯である事は既述の通りである。法術の方面を主としたことは、神伝秘書を得ている事によっても証せられるのであるが、元より単に法術のみならずその指導理論に於ても、「道の大原」や「真道問対」を受けて之によって研究したことは申す迄もない。「神伝秘書」は師承とは云えその条項によって断章的な師説を編輯(へんしゅう)したのは長沢自身とも云われている位であるから、その方面に到り深かったことが窺える。「神伝秘書」の厳粛荘重なる文章を読むにつけ、 「難古事記」巻六に、

此ノ神懸ノコト本居平田フ始メ名ダタル先生達モ明ラメ得ラレザリシ故二、古事記伝、古史伝トモニ其ノ説々皆誤レリ。親徳拾八歳皇史フ拝読シ、此ノ神法ノ今時二廃絶シタルヲ慨歎シ、岩窟二求メ草庵二尋ネ、終二三拾五歳ニシテ神懸三十六法アルコトヲ覚悟り、夫レヨリ幽冥二正シ現事二徴シ、古事記日本紀ノ真奥フ知り、古先達ノ説々悉ク皆謬解タルヲ知り弁ヘタリキ。