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大和心

第667回 本田霊学の継承-114

著者:小山一夫 / 公開日:2024-12-16

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

「本田親徳研究」(鈴木重道氏)を参考に本田霊学の継承について御紹介したいと思う。解説については自説であり、本田霊学としての公式見解ではない。

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(追補)古神道の系譜

大本教から派生した宗教団体とその団体からのさらなる分派は、例えば、浅野和三郎氏(1874-1937)の心霊科学研究会、谷口雅春氏(1893-1985)の生長の家とその分派である五井昌久氏の白光真宏会、友清歓真氏(1888-1952)の神道天行居、岡田茂吉氏(1882-1955)の世界救世教とその分派である崇教真光、世界真光文明教団等々、少なくない。公表信者数を合計したら、かなりの数になるだろう。ここでは、まず本田翁について多々言及している友清歓真氏を取り上げたいと思う。

友清歓真氏について

『明治以降、急速に勢力を得ていった神道のジャンルに「古神道」がある。徳川から天皇へと政権が奉還され、復古の空気が時代を支配したことと連動して、神道界にも仏教色や儒教色に染まる前の純 (原 )神 道に還ろうとという動きが起こったのである。

この動きは、「怪物」出口王仁三郎が率いた大本教の盛んな宣伝と教勢拡大により、大正から昭和前期をつらぬく一大ムーブメントになったが、その大本に一時入信した後、激烈な反大本論者となり、天皇帰一を目的とする独自の秘教的な結社を結んで「霊的国防論」を唱え、古神道の中心的理論家として、また実践者として一時代を画したのが、本章で紹介する友清歓真という人物だ。

友清という男は、実に多様な顔をもっている

まず、極端な右翼ナショナリストとしての顔があり、彼のいう「太古神法」の継承者・古神道家としての顔がある。また、寅吉や水位のような幽界探訪者としての顔もあれば、霊術・禁厭術者、特異な占術家としての顔ももっている。さらには博覧強記の知識人としての一面もあるといった具合に、さまざまな顔が複雑怪奇に入り組んでおり、とても一筋縄でとらえることはできない。』(「新・日本神人伝」不二龍彦著)