戦後の本田霊学の継承に関する考察は、まず佐藤卿彦先生の紹介、そして佐藤先生の弟子達について、特に大久保藤男翁、横山信行氏、渡辺勝義氏を中心に、皇法の伝承、鎮魂法、帰神術をテーマに考察する。その後、佐藤先生と鈴木重道氏の著書等を参考として、佐藤先生による公式・正式幽斎の偉業を振り返りたい。

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次に「一本の道」(昭和52年刊行)からの引用を掲載する。これは昭和46年に行われた『静岡県神社庁主催「神職教養講座」における講演記録』の第2講として収録されたものだ。
『二、現時に於ける幽斎について
佐藤先生のお話を聞かれまして、鎮魂と帰神の意義をよくお解りになったと存じます。鎮魂は実に霊学の基礎でありますが、現在行われていますものが三種あること。祭事鎮魂、行事鎮魂、幽斎鎮魂、その中でいずれを神職として取るべきであるかも、皆さんはお考えになった事と存じます。』
「顕神本田霊学法典」(佐藤卿彦著)によれば、祭事鎮魂、行事鎮魂について下記のように説明されている。(幽斎鎮魂法については後述する)
『第一章 祭事鎮魂