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大和心

第749回 本田霊学の継承 戦後編-17

著者:小山一夫 / 公開日:2025-02-17

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

戦後の本田霊学の継承に関する考察は、まず佐藤卿彦先生の紹介、そして佐藤先生の弟子達について、特に大久保藤男翁、横山信行氏、渡辺勝義氏を中心に、皇法の伝承、鎮魂法、帰神術をテーマに考察する。その後、佐藤先生と鈴木重道氏の著書等を参考として、佐藤先生による公式・正式幽斎の偉業を振り返りたい。

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それはさて置き、神社のお札やお守りを手にすると、全部とは言わないが、多くの場合それらには神気がこもっている。神主の方々が難行苦行をしているという話は殆ど聞いたことがないので、真言宗のような個人の念力などとは全く異なるものだ。筆者は、そこに神道の奥深さと神の力を感じる。つまり神社という神域に置かれ、神前で祓いを受けるだけで、そこに神気が宿るということ。そこが神社の素晴らしいところなのだ。

神社に神が常駐しているかと言えば、そうではない。自然の磐座、磐境などと異なるのはその点だといえる。神界と神社は神気の柱で繋がっている。だから神前で祈願すれば、程度の差こそあれ、そのムスビを通して神気が強くなる。神主に求められるのは、霊力と言うよりもむしろ「浄心・敬神・誠」なのだ。まさに「至誠通天」が神職にとって神に通ずる道なのである。

「道之大原」に、「霊学は心を浄くするを以て本と為す」とあるが、この浄心が神道の最も重要な要素であり、翁は続けて「百姓尊奉して日々に真心を練るべし」と書かれている。