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大和心

第761回 本田霊学の継承 戦後編-25

著者:小山一夫 / 公開日:2025-02-27

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

戦後の本田霊学の継承に関する考察は、まず佐藤卿彦先生の紹介、そして佐藤先生の弟子達について、特に大久保藤男翁、横山信行氏、渡辺勝義氏を中心に、皇法の伝承、鎮魂法、帰神術をテーマに考察する。その後、佐藤先生と鈴木重道氏の著書等を参考として、佐藤先生による公式・正式幽斎の偉業を振り返りたい。

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公式・正式幽斎では、まず審神者が御懸りの神に御神名と御職掌、そして御指示・御啓示をお伺いする。その後に、祓いの神事など、その幽斎の目的に沿った神事に進む。

『先づ過ぐる年よりの幽斎にて、我国も穏ひに幸栄えるも、未だ人心乱れ、神の助けなくばふさはぬ。分きても、吾が神の荒魂と斎き祀る、多岐津比売神、西の護りも穏やかならず。千早振る古へより、代々の天皇命、厚く厳しく祀るも、下りては思想の穢れも甚だし。今宵伊勢大審神者、伊勢神主、天皇命に代り斎く神術、吾が神界幾久しく待ち受けらむ。先づ吾が社をはじめ、沖之島二つの社、法師共相機し、名は語れぬも天皇命の犯せる罪穢れも共に吾れ祓主としてまづ祓ひ度伊勢大審神者、如何なるや。』(「一本の道」)

ここで神の祓いが行われる。罪穢れは人間に起因する。故にそれを祓うのも顕界から幽界への働き掛けを必要とする。祓いの力は所謂、祓戸の大神だけにあるわけではない。いずれの神々も祓いの神事を行うことができる。ここでは宗像大社の神が祓いの主体となり、神主を神籬として祓いを行っている。