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大和心

第767回 本田霊学の継承 戦後編-28

著者:小山一夫 / 公開日:2025-03-04

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

戦後の本田霊学の継承に関する考察は、まず佐藤卿彦先生の紹介、そして佐藤先生の弟子達について、特に大久保藤男翁、横山信行氏、渡辺勝義氏を中心に、皇法の伝承、鎮魂法、帰神術をテーマに考察する。その後、佐藤先生と鈴木重道氏の著書等を参考として、佐藤先生による公式・正式幽斎の偉業を振り返りたい。

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『次で更に、東博比古命がかゝられ、一同をねぎらわれました。これらはお許しをいたゞいて録音記録いたしてありますが、今詳しく申上げる事は出来ません。僅かにその一部を発表いたしたのみであります。約五十分に亘った幽斎を終えて一同謹んで退下いたしまし た。

私のお話は之にて終ることに致しますが、最后に一言付け加えさせていたゞきますと、吾々はかく神界の御命令のまにまに全力をつくして幽斎を奉仕し、天皇命のため国のために一すじに誠心を致して居りますが、猶至らぬ身ですから月々浅間神社に参集いたしまして、心をひそめて霊学の研修をいたして居ります。神職諸氏が志を同じくせられて参加され、私ともどもにこの道に手を携えて下さるならば、七十の老神職の一人としてこれほどの悦びがありません。吾々一人の灯は小さくとも、集って巨火となして、真の惟神の道を世に知らしめたいと思うのであります。 〔了〕』(「一本の道」)

一連の公式・正式幽斎については、その記録が佐藤先生の著作「古法式幽斎記録撰Ⅰ~Ⅳ」として世に出ている(全4巻)。詳しくはそちらを読まれるといいだろう。

これは鈴木重道氏が録音テープを文字に起こし、それを佐藤先生が手直ししたものである。筆者は先生の朱筆の入った元原稿段階で見せて頂いたが、誤字脱字を修正されただけでなく、かなりの量を削除されていた。その理由を伺ったが、差し障りがあるのでここでは言及しない。