戦後の本田霊学の継承に関する考察は、まず佐藤卿彦先生の紹介、そして佐藤先生の弟子達について、特に大久保藤男翁、横山信行氏、渡辺勝義氏を中心に、皇法の伝承、鎮魂法、帰神術をテーマに考察する。その後、佐藤先生と鈴木重道氏の著書等を参考として、佐藤先生による公式・正式幽斎の偉業を振り返りたい。

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本田翁の学則として、次の文章が広く知られている。
「神の黙示は則ち吾俯仰観察する宇宙の霊力体の三大を以てす。
一、天地の真象を観察して真神の体を思考すべし。
一、万有の運化豪差無きを視て真神の力を思考すべし。
一、活物の心性を覚悟して真神の霊魂を思考すべし。
以上の活経典有り真神の真神たる故由を知る何ぞ人為の書巻を学習するを用ひむや。唯不変不易たる真鑑実理あるのみ。
体トハ則チ物体ニシテ化学ノ所謂元素之ナリ。
カトハ則チ運動ノカニシテ、地球ノ大陽ヲ一周シテ春夏秋冬ヲナシ、地球ノ自転シテ昼夜ヲ為ス等皆カノ処為ナリ。
霊トハ則チ神也。吾人ノ霊魂亦之二属ス。」
<語句の意味>
*俯仰(ふぎょう)…見回すこと。
*亳…陽光が当たって広く明るいの意、明白、明確。
*心証…不変な心の姿。本来の清浄な心。 こころのあり方。心の特質。