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大和心

第815回 本田霊学の継承 戦後編-55

著者:小山一夫 / 公開日:2025-04-14

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

戦後の本田霊学の継承に関する考察は、まず佐藤卿彦先生の紹介、そして佐藤先生の弟子達について、特に大久保藤男翁、横山信行氏、渡辺勝義氏を中心に、皇法の伝承、鎮魂法、帰神術をテーマに考察する。その後、佐藤先生と鈴木重道氏の著書等を参考として、佐藤先生による公式・正式幽斎の偉業を振り返りたい。

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「二~三年も過った頃、すでに高等眷属が憑られるようになり、『今の貴男はもう大○○さんや相○さんと同じレベルかそれ以上です。教えることは全て教えました。あとは自ら多く体験を積んで覚ることですね。』」(「古神道の秘儀」)

この「大○○さんや相○さん」というのは、大久保翁と相原翁のことだが、「同じレベルかそれ以上」と先生が仰ることは絶対にあり得ない。誰かと比較して評価することを、先生は禁じられていた。それを自ら崩すとはとても考えられない。

さらに渡辺氏は、先生から「教えることは全て教えました」と言われたと噓をついている。筆者は先生と大久保翁に「渡辺さんには審神者の法の伝授をしていません」と伺っている。審神者の法を伝授していないのに、「教えることは全て教えました」と先生は言うだろうか。

全ては出入り禁止にされた過去を打ち消してプライドを守ろうという、自己顕示欲なのか。もしも審神者になっていたら、渡辺氏はそれを前面に押し出して強くアピールしていたはずだ。それをしなかったのは、彼に良心が残っていたからだろう。