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大和心

第863回 本田親徳翁 産土神徳講義-14(3/3)

著者:小山一夫 / 公開日:2025-05-18

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

室町時代後期に太田道灌(おおたどうかん)が千代田、宝田、祝田の3村を吉瑞として、その地に江戸城を築城。

のちに徳川家康が改築]、海外の国々に至るまでも、その御威光が輝き渡り、四方の国々が自国も後れを取るまいと[皇居に]参上致し、通商や交易を名目として[やってくるが]、その[=我が国の]内実[に]は、このような御由緒があることだとは夢にも存じ上げていない、仏教が外国からやってきて[我が]国の[発展の]妨げとなった[こと、]それに輪をかけて、[外国人が]キリスト、マホメットなど種々雑多な邪法を担いでやってきて、[彼らが]集落をなした所々では、人々を欺いて愚昧(ぐまい)[=愚かで道理に暗いこと]に誘い、会堂や説教場と名付けて、この邪法を押し広めようと、ひそひそ談合している[という]この事実は、皆、叛逆[を企む]朝敵[=朝廷に背く敵。

ここでは、国に背く敵]の言い草でないものは少なく、特に、[キリスト教を奉じる外国人は、]『神は一神[のみである]』と言い募って、天神地祇[=天地の神々、すべての神々]がいることを知らず、人々もまた先ほどから言う通り、我が産土神の産土神たる理由を知らないが故に、ただあんぐりと呆れて口を開いたところに、ぼた餅か饅頭でも投げ入れられた[かの]ように、甘い[、甘い、][※ここでは、喜んでの意味]と有難がっているというのは、ちょうどこれまでの愚民どもが坊主どもに騙し込まれて、田地も財産も娘も嬶(かか)[=妻]も、お寺様の御心次第に任せきって[そのことを]かえりみない[有様とそっくりであり]、実に嘆息嗟嘆(たんそくさたん)[=ため息を付き嘆くこと]の限り[である]。