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大和心

第909回 神憑百首(長沢雄楯翁)-6

著者:小山一夫 / 公開日:2025-06-22

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

此神憑り百首は長澤翁が審神者、相州雨降山麓大山神社武栄太夫宮司が神主を務められ昭和元年より昭和四年迄の間に神憑りして得られた神歌であり、昭和九年春に武氏が発刊したものであります。(「顕神本田霊学幽斎記録篇」佐藤卿彦述)

神懸百首より

審神者長沢雄楯翁。 神主武栄太夫(大山神社官司)

(「顕神本田霊学幽斎記録篇」)

六 霊術を 修め得すては 国典の ことのまことは 知り得さりけり

国典 ①国家の法典、②国家の儀式、③わが国の典籍・国書、ここでは長澤翁の十二科目の書籍のこと。

解、霊術を修め得なければ、吾が神典の誠の事は知ることは出来ないであろう。

長沢翁は、神法を学ぶものは、神典学(神の事跡を記した書物、神道の聖典、古事記などを云う)・国史学(一国の歴史)・律令格式学(律=刑法、と、令=行政法、と、格=律令の改正、と、式=律令の施行細則)・歌学(和歌の意義、本質、変遷、作歌の法則、作法、故実、文法、注解等を研究する学問)・物語日記学(狭義には平安時代から室町時代までのもの)・故実諸礼学(昔の儀式、法制、服飾などの規定、古例、習慣等)・軍学・音律学(音の調子、高さ、音階の体系、音楽理論一般)・日文学(神代文字) ・系統学(生物における世代のつながり、進化の経路、また祖先を共通とし遺伝子型をほぼ等しくする個体群の分類等)・古医学(人体の研究及び疾病の治療や予防に関することを研究すること、漢方医術)・霊学(肉体に宿り、また肉体を離れて存在する精神的実体(霊魂⇔肉体)を把握する学問、霊魂不滅・森羅万象の生命の根源・神秘的勢力を持ち事物に宿り、その事物そのものとして考えられるもの)等、十二科目の書籍を研鑽学習するように説かれている。