此神憑り百首は長澤翁が審神者、相州雨降山麓大山神社武栄太夫宮司が神主を務められ昭和元年より昭和四年迄の間に神憑りして得られた神歌であり、昭和九年春に武氏が発刊したものであります。(「顕神本田霊学幽斎記録篇」佐藤卿彦述)

神懸百首より
審神者長沢雄楯翁。 神主武栄太夫(大山神社官司)
(「顕神本田霊学幽斎記録篇」)
二十二 いなしこめ 汚き国ゆ 荒ひ来む 神の禍ある 世そこゝろせよ
不須也凶目汚穢国=日本書紀巻第一(神代上)
伊邪那岐尊 伊邪那美尊を追って黄泉に入りまして逃げ返る時日われた一節。
不須也=否。 凶目=醜目。憂きこと辛きことに逢うこと。
解、強欲なけがらわしい国から、荒び来む神(禍つ神)が災害や凶事を持ち込む世であるからよくよく注意しなさい。