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大和心

第983回 本田霊学の鎮魂法と帰神術について-59

著者:小山一夫 / 公開日:2025-08-26

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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『石が授かったら塩水或いは塩湯で清め、祓祝詞を奏し、祓いを行なって後、天宇受売神の御霊が鎮まるように真心込めて神界に祈念し、神気を鎮め、一週間程後に神気が充実し石が輝き出したら御神名を奉唱し鎮めて、白い布で包んでピッタリと縫いつけ、次に白羽二重の袋に入れて口を開かぬように縫いつけて紐をつけ、更に金襴の上袋に入れ、木の小箱に納めておき、鎮魂修法の時には上袋から取り出し、「白羽二重」のまま天井から吊り下げて修する。』(「古神道の秘儀」)

これを読んだ時、改めて「渡辺さんは佐藤先生から審神者の伝授を受けられなかったんだ」と思った。

彼は何度か佐藤先生の指導を断られ、複数回にわたり出入り禁止状態になったことがある。先生は普段他人のことで批判的なことは言われなかったが、渡部さんについて「なぜ旗を振りたがるのか」と残念がっておられた。この「旗を振る」という意味だが、恐らくは宮城島金作氏などのように独立して一派を立てる意思を感じられたのだろう。

鎮魂石にしろ、審神者の伝授にしろ、自ら先生に要望した人で大成した人はいない。渡辺氏は審神者の伝授を先生に何度も頼んでいたようだが、それは神界の決めることだと知らなかったのだろうか。