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大和心

第985回 本田霊学の鎮魂法と帰神術について-61

著者:小山一夫 / 公開日:2025-08-28

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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大久保藤男翁が帰幽されてから少し経った頃、横山信行氏及び数名の方々と共に大和の「山の辺の道」を歩いたことがある。日本書紀にも登場する日本を代表する古道の一つだ。石上神宮から大神神社までの道程だが、とてもいい旅だった。その翌日、三輪山に登りたいという話になり、筆者と横山氏以外の方々は山に向かった。

我々は大神神社の参道にあるお店でお茶を飲みながら彼らを待っていたが、その時に横山氏から「鎮魂石ってどうやって作るんだっけ」と尋ねられた。

筆者は佐藤先生が横山氏に伝授されたのを知っていたので、作成手順と諸注意を横山氏に伝えた。たとえ同門の審神者に聞かれても、佐藤先生から伝授されていない場合は、筆者としても教えるわけにはゆかない。先生が伝えなかったのには何らかの理由があったはずだからだ。

例えば、霊縛法にしてもある古参の審神者は一つの方法しか伝授を受けていない。その件は佐藤先生から直接伺ったので間違いない。横山氏も2種類しか知らないと言っていた。

また、霊縛法よりもさらに強く厳しい裁きである「霊魂を消去する法」についても、横山氏から何度も聞かれたことがある。つまり彼は先生からそれを伝授されていなかったということだ。このように審神者全員が、先生から同じレベルの伝授を受けているわけではない。

ちなみに筆者が伝授された霊縛法は3種類、そして「霊魂を消去する法」は1種類。