本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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学者の方々から「原子を見ていると宇宙を見ているようだ」という声を、しばしば耳にすることがある。巨大なものの構造が、極小のものの構造にとてもよく似ているそうだ。そんな話を聞く度に、筆者は一霊四魂(真我)と造化の神(神我)を思い浮かべる。なぜなら一霊四魂は内的宇宙、造化神は外的宇宙に対比できるからだ。一霊四魂を知るには造化神に、そして造化神を知るには一霊四魂に、思いを馳せるべきだろう。そして素粒子と宇宙の両面から、「いのち」の起源とその真実を探求することも、忘れてはならない。
漢字の成り立ちから云うと、宇宙の「宇」は空間を、「宙」は時間を意味する。古代中国の叡智には本当に驚かされるが、時空という理解は、アインシュタインの世界に通ずる思想だ。
また、古神道では、神人合一を「宇気比(うけひ)」と言う。つまり宇宙の気(エネルギー)と同一化する、ということだ。だから、無形の世界を知る手掛かりを得るためにも、科学雑誌などで最新の宇宙論を読むことが求められる。我々はどこから来て、どこへ行くのか、その答えが浮かび上がってくるかもしれない。