本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

************************
天鈿女命は本田霊学を学ぶ者にとって特別な神である。本田翁の遺された文献では記述は少ないが、特別視されている理由は単に長沢翁の関係だけではないだろう。
確かに佐藤先生の藤岡神殿では天宇受賣大神を主神として祀り、鎮魂石にも同神を鎮めておられた。当時は筆者も当たり前のこととして捉えていたので特に質問しなかったが、後になって後悔した。
本田翁は神神社にて多くの気付きを得られたが、こちらは大和の大神神社(主祭神・大物主大神)から分祀された神社。つまり神縁や霊統が異なるので、祀る神が異なるという事か。だが仮にそうだとしても、御霊璽はともかく、鎮魂石にも影響を与えるというのだろうか。もちろん神界への入り口としてなら、神縁の深い神を経由した方がよさそうな気がするが、そんな簡単な理由ではないだろう。
ところでこの天石屋戸の段については、別途古事記の解釈をする際に考察したいと思う。