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大和心

第1082回 本田霊学の鎮魂法と帰神術について-129

著者:小山一夫 / 公開日:2025-12-03

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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ここでは前回琴師を担当していた仲哀天皇が居られないので、武内宿禰を琴師としている。古代の3員制に於ける各自の役割についてだが、本田霊学での2員制とどう違うのか、ここで考えてみたい。神主は両方とも同じだと思うが、琴師と審神者はどうなのだろうか。本田霊学では審神者が琴師を兼ねるため、その点が明確ではない。たとえば2員制の審神者が、岩笛を吹いている時が琴師であり、他の場合が3員制の審神者の役割だと割り切るならいいが、そう簡単な話ではないだろう。

琴師は御神霊を「引き」神主に転霊する役目を担っている。2員制の場合、審神者が岩笛を吹くが、この時審神者は転霊を行っている。だが岩笛を吹いていない時も、ずっと転霊を続けている。それはかつて琴師が神主が神人合一する迄、琴を弾き続け転霊していたのと同じ理由だろう。

そして体を切った後、審神者(2員制)は琴師の役割を終える。勿論、審神者としての務めは、最初から最後まで途切れることなく続いているので、転霊時だけ審神者と琴師が共存していると言っていいだろう。