『此神憑り百首は長澤翁が審神者、相州雨降山麓大山神社武栄太夫宮司が神主を務められ昭和元年より昭和四年迄の間に神憑りして得られた神歌であり、昭和九年春に武氏が発刊したものであります。』(「顕神本田霊学幽斎記録篇」佐藤卿彦述)

神懸百首より
審神者長沢雄楯翁。 神主武栄太夫(大山神社官司)
(「顕神本田霊学幽斎記録篇」)
五十六 現身の この世にまさり 事足らひ ものうるはしき 幽界のさま
現身=この世に生きている身(人)。この世に現存する人間。
まさり=まさること、すぐれていること。
足らひ=満足すること、十分であること。
うるはじ=端正である、立派である、壮麗。
幽界=神界、死後に行くという世界、あの世。
解、幽界は、この世に現存する人の今の世の中より勝 って何事も満足したうるわしい 有様をした世界である。