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大和心

第1119回 本田霊学の鎮魂法と帰神術について-154

著者:小山一夫 / 公開日:2026-01-06

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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『第六章 他感法

第一節 他感法の実習

他感法は、古代に於いては三員で執行されたことは先に述べた如くであるが、是れより詳述するものは本田翁の伝承であり、長沢翁、稲葉翁に受け継がれて執行されて来た処の、純粋な法式であると云う事を申し添えて置く。』(「顕神本田霊学法典」)

本田翁は古典にある三員制の帰神術を、審神者自身が琴師を兼ね、琴の代わりに岩笛を用いるように変更された。神主と審神者の二員制による帰神術では、3員制以上に審神者の役割が重くなる。

本来であれば、琴師が神界から御神霊を「引き」神主に転霊するわけだが、その状況を全て監督するのは審神者である。つまり琴師も審神者の監督下に置かれるので、御降臨になった神について正邪等の判定も審神者により厳しくなされる。

ところが2員制になると、審神者が琴師の役目を兼ねるので、自身が深い神懸りをすることは出来ない。つまり御神霊を引きながら、同時に降臨された神の審神者をしなければならないわけだ。故に、本田翁の伝える「審神者の法」は非常に難しい役割となっている。