本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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『次に神主は手を叉手(さしゆ)に組んで(右手にて左親指を把る形で、左手は上に重なる)、神界に向って深揖を一回行なう。而して手を胸前に組み、「吾が霊魂が天御中主大神の御許に到る」と云うことを、三度ほど強く真剣に黙念する。この黙念する事を実行しないと完全な帰神にはならない。』(「顕神本田霊学法典」)
「吾が霊魂が天御中主大神の御許に到る」という黙念の実行は、帰神術の際に必要不可欠だが、それはある程度霊肉分離できるようになるまでの話だ。理想を言えば、単に言葉を念じるのではなく、自感法の要領で自身の霊魂(分魂)を神界に至らしめる。文字通り、天御中主大神の御許に到るわけだ。その為には、鎮魂法の修行により鎮魂力を鍛えておくことが必要がある。