本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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『第二節 転霊の秘事
「転霊」は審神者にとっては重要な任務であり、其の霊的な法式は文筆では述べ難い点が多々あるけれども、その概要を記することにする。
転霊を行なうのには、審神者は鎮魂力を備えて居なければならない。その鎮魂力に依り、霊魂を神界に到らしめ、而して自体に降霊願うのである、が此処で注意を要することは、審神者の全身に御降りなられると、神主と同じ状態と成ってしまうから、身体の「半(なかば)(半身)」だけに降霊していただくのである。此の半身に御懸り願う方法は鎮魂力によって行なうのであり、此の点が審神者としての最も重要な「術(技)」であると申してもよい。』(「顕神本田霊学法典」)
鎮魂が法であり、帰神が術であるという理由の一端がここに述べられている。
分魂を神界へ至らしめる、これは鎮魂法の修行が必須である。だが自体に降霊頂く時には、半身に留めるための術が必要になる。これは鎮魂法の応用と言ってもいいかも知れない。