本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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体感的に神気が充満している感覚は、肉体と同じ座標にある直霊の顧みる働きによりわかるが、穏やかで明るい光に包まれるのは、分魂した一霊四魂の方の直霊の働きにより、俯瞰的に覚るものだ。そして我慢できなくなった時に、体が切れる状態になるわけだが、切った後は呼吸をはじめ体の状態も楽になる。
この一連の流れの中で大事なのは、「俯瞰」だ。ここでの俯瞰とは分魂した側の一霊四魂に、視座が置かれた状態をいう。この俯瞰の元でなければ、正しく体が切れたとは言えない。
そこで問題になるのは、俯瞰できているかどうかだ。
まず神気の充実があることが大前提だが、加えて岩笛の音が遠くから聞こえているような感覚があるかどうかだ。この「遠くから聞こえ」という感覚が「俯瞰」の状態か否かのひとつの判断材料になる。