本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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『此の時期に到っても神主の体の練れは未だ完全でない為に憑依された霊の御名を尋ねても、正確に言語を発しないのが通常である。然しその発声方法は審神者が機を見て指導し、明確に発声出来得る様手段を行じれば、徐々に明瞭となってくるものである。
此所で注意すべき事は、霊動したから体を切ったからとて、軽々しく憑霊の名を尋ねる様な事をしてはならない。何故かと云うと邪霊なれば簡単に喋り出すが、正霊の場合は完全憑依の状態とならなければ口を切るものではなく、この完全憑依であるか否やを見極めるのが審神者たる者の眼力であり力量でも有る。なお又、御名を尋ねる時期等は神感に依るか神界よりの御指示によって決めるものである。』(「顕神本田霊学法典」)
口を切るためには、
① 鎮魂力により分魂し、天御中主大神の御許へ至る
② 分魂した側に視座を置き、場を俯瞰する
③ 質問に対する神界の御啓示を自身の一霊四魂で受け止める
④ 自意識で判断することなく、俯瞰した状態でそのまま言葉として発する
という順になると思う。