『此神憑り百首は長澤翁が審神者、相州雨降山麓大山神社武栄太夫宮司が神主を務められ昭和元年より昭和四年迄の間に神憑りして得られた神歌であり、昭和九年春に武氏が発刊したものであります。』(「顕神本田霊学幽斎記録篇」佐藤卿彦述)

神懸百首より
審神者長沢雄楯翁。 神主武栄太夫(大山神社官司)
(「顕神本田霊学幽斎記録篇」)
七十七 草木さへ 和魂あり ながめやる 柳のみとり 花のくれない
さへ=さえ=強調するため極端な例をあげて他を類推・暗示させる。すら。
ながめやる=見渡した景色。 やる=進ませる、でながめまわすこと。
みとり(緑)=木の葉の色。みどり色。 くれない(紅)=あざやかな赤色・紅色。
解、草や木などにも和魂がありますよ、見渡してごらんなさい春を喜ぶ柳の葉のみど り色や、あざやかに赤く咲く花の奇麗なこと。