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大和心

第1182回 本田霊学の鎮魂法と帰神術について-198

著者:小山一夫 / 公開日:2026-03-09

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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『⑹ 稲葉翁は宮城島氏に懸られた右の二柱の御眷属につき、種々詳しく霊術の御指示を受け、「霊縛法」に就いても特殊な方法を大天狗様より授けられた。之の“術”は現在筆者に伝わっている。大天狗様は非常にらいらく豪快な御方であられ、憑依される時も他の霊よりも強く体を切られた。他の憑霊(高位の正霊)は笑顔などは絶対に致されぬが、此の方だけは懸られると豪快に大声を上げられ「ワッハッハッハー」と笑はれて懸る事が有ったと稲葉翁が語られた。これは之の霊と翁が格別親しく終始接触されて居られたので、その親近感より特別な態度を御示しになられた事と思はれる。なお大天狗様の懸られた時、霊縛の稽古に翁が取かかると、「ヤレヤレ又縛られるのか」と申されたり、又「さあ今日は縛られぬ裡に早く帰る事にしよう」などと申され、らいらくに御笑いになって昇霊なされることも有ったと、此れも稲葉翁談である。』(「顕神本田霊学法典」)

『⑺ 大天狗様は筆者の修業中もよく御懸りなされた。此の御眷属が憑られると稲葉翁は宛ら友達でも会はれた様な態度で笑いながら種々お話をされて居たものである。書も実に巧みで神韻飛動、豪宕勁抜(ごうとうけいばつ)な筆致で御揮毫下された。筆者も其の憑依書を数多持って居ったが、残念ながら戦災で全部焼失してしまった。其の時代の書(条幅や横額)を何人かの人々に懇望されて差上げたが、表具されて所持して居ると思う。果して何枚残存して居るものか、暇なき為に未だ尋ねる事なく時日を過している。』(「顕神本田霊学法典」)