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大和心

第1190回 本田霊学の鎮魂法と帰神術について-203

著者:小山一夫 / 公開日:2026-03-17

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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『(11) 長沢翁は刀剣の事に詳しかった。或る日、刀商の処へ出向かれて種々刀を眺められて居った。其の折主人が棚より一振とり下さんとした処、手が滑り刀が抜身となり翁の眼前に落ちていった。主人は驚きアッ!と声を上げたところが、翁は平然として居られサッと手を伸ばし其の刀身を擢まえられた。後で主人が詫びながら翁の掌を見たが聊の疵跡もなかった。と、是れは稲葉翁談である。

稲葉翁も刀剣には精通されて居られた。或る一日筆者が出向いた折の事である「偶々刀の鑑定依頼の人が来られた。翁は刀を眺められ「これは中々良い刀ですね、古刀ですよ」と言はれ乍ら、突然刃先を首筋に当てると、力を入れてスウーツと鍔元より切先近くまでしごかれた。列席の人達はあぜんとして此の様子を眺めて居た。後で翁の首筋を見たが全々切疵はなく、只一線が薄く残っているのみで有った。又翁は清水の神職会の会合席上で鋭利な刃物を使用して、紙垂(しで)を掌の上で切ったり、ほほへ紙を当てて切るなどの実験を試みて列席の一同に見せた。此の時は掌に幾分の切疵は有ったが、血は一滴も出なかったと謂う。』(「顕神本田霊学法典」)