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大和心

第1203回 本田霊学の鎮魂法と帰神術について-212

著者:小山一夫 / 公開日:2026-03-30

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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並木英子氏は博士論文の中で次のように述べている。

『親徳は『産土神徳講義』において「鎮魂法」という名称を使用していないものの、「気海丹田に心を静める」瞑想法は、心魂の清浄化のための実践であるとしているので、「鎮魂法」であると推測できる。親徳によれば、この瞑想法をおこない、心魂を鏡のように磨いていくと、自らの霊魂を実見できるようになっていくと説明している。』(「本田霊学:その思想の創造と行法の受容についての研究」並木英子著)

鎮魂法という言葉を使用していないならば、それは鎮魂法ではないと考えるべきだ。氏が「鎮魂法であると推測できる」としたのは誤りだ。ただ、心を鎮める効果はあるので、鎮魂法に至る前段階として役立つということだろう。

神人合一に際しては、鎮魂法と帰神術の両方が具体的な修行方法になるが、ここでは単に直霊の顧みる働きと浄心の大切さを説明しているのだと思う。後段の「ますますその産土神を尊崇し、その魂を磨き上げ」という部分は、敬神と浄心という心の持ち方だけではなく、法術の大切さが暗示されている。