『此神憑り百首は長澤翁が審神者、相州雨降山麓大山神社武栄太夫宮司が神主を務められ昭和元年より昭和四年迄の間に神憑りして得られた神歌であり、昭和九年春に武氏が発刊したものであります。』(「顕神本田霊学幽斎記録篇」佐藤卿彦述)

神懸百首より
審神者長沢雄楯翁。 神主武栄太夫(大山神社官司)
(「顕神本田霊学幽斎記録篇」)
九十 地震ふるを またきに知りて 常ならす 鳴くや雉子の 奇魂なる
地震=大地が揺れ動く天然現象。
またき(夙・未き)=その時期より早く。早く から。
常ならず=平常と違っている。
解、地震が発生するのを、その前から知っていて、ふだんと違った鳴き方をする(異 常な鳴き声を発する)のは雉子の奇魂の活らきである。