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大和心

第1312回 道之大原(本田親徳翁)-10(2/2)

著者:小山一夫 / 公開日:2026-07-05

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

訓

神子、善心を治むれば、大精神之に霊魂を与え。神子、良行を乱せば大精神霊魄を奪ふ。其の与奪の速かなること影の形に従ふが如し。豈に畏れざるべけんや大精神。

解説

人間の霊魂は増減するものである。どれ位と計量(目方を計る何匁何グラム)、計られるべきものでは無いが、増減するものである。土地に依り方言の違いが有るが、驚いた事を「吃驚した」とか「仰天した」「霊消た」は「タマ消えた」の意味から発している。又犯罪を犯した者は良心の呵責から逃れる事が出来得ず、戦々驚々としての生活をして行く、此れ等も「霊消え」の一つである。

人が善行を為せば此の霊魂は増す(与)。良行を乱せば神は之の霊塊を奪う(霊塊を罰する)。与―霊。奪―魄=長沢翁は魂魄なれば、其の体にも影響する事となる、と説かれた。扨、悪行せし霊魂は幽冥界に到っても其の罰を受けるが、良行せし者は幽冥界に到って神と為るか、又四魂の軽重―荒奇・幸和―の差が有った場合は如何に!此の点に付き゛真道問対(204頁)゛に◎「人能く天禀(天賦)を全うする者は蓋し鮮(スクナ)し、而して神と為るを得るか」△「善魂は神と為るを得る。真勇(荒)にして死するは勇魂之に率ひ、真智(奇)にして死するは智魂之に率ひ、真愛(幸)にして死するは愛魂之に率ひ、真親(和)にして死するは親魂之に率う。故に徳全たからずと雖も必ず一神と為るを得る」とある。(「顕神本田霊学法典」佐藤卿彦述)