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大和心

第1323回 本田霊学の鎮魂法と帰神術について-287

著者:小山一夫 / 公開日:2026-07-14

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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H 日本書紀巻三(神武天皇) 六月乙未

『既にして皇師中州に趣かむとす。而るに山中嶮絶しく、復行くべき路無し。乃ち棲遑ひて、其の跋渉る所を知らず。時に夜夢みたまはく、天照大神、天皇に訓へまつりて曰はく、「朕今し頭八咫烏有り、以ちて鄕導者としたまへ」

これは神武天皇が天照大神の御啓示を神夢による「神感法」で受けられていたという記述。

既而皇師、欲趣中洲、而山中嶮絶、無復可行之路、乃棲遑不知其所跋渉。時夜夢、天照大神訓于天皇曰「朕今遣頭八咫烏、宜以爲鄕導者。」

『天皇軍は国の内部に進入しようと試みた。ところが山中は険阻で、行くべき道もなかった。それで進みも退きもできず、山を越え川を渡る所も分らなかった。その夜天皇は夢を見られたが、その中で、天照大神が天皇に教えて、「私は今から頭八咫烏を遣わそう。この烏を道案内とするがよい」と仰せられた。』(小学館日本書紀)

三種の神器が鎮魂の器械であるという本田翁の指摘は、この段を読んでも納得できる。八咫鏡が宮中を離れて以降、天皇が天照大御神による神感法を受けられなくなるのだから。