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大和心

第1342回 道之大原(本田親徳翁)-16(2/2)

著者:小山一夫 / 公開日:2026-07-26

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

真道問対(222頁)に「名・位・寿・富の四欲は、諸(コレ)を四魂に配すべきか」の対に「名は智(奇魂―巧)に配し、位は勇(荒魂―進)に配し、寿は愛(幸魂―益)に配し、富は親(和魂―平)に配す。」とある。

又(190頁)勇・智・親・愛は不易之道なり。進巧益平は唯其の用(ハタラキ)を謂う。ともある。

何れにせよ、此の四っの魂力(活き)に依り、祖先より之れを継承して居る者も有ろうし、又は其の人、一代にて築き上げしものも有ると思う。故に此の四魂の活き(所謂―本田翁の述べる、力徳)の活動に依る処である。前にも述べた如く、正心徳行は善也。不正無行は悪也の様に。正心なる徳心を以て社会(学術、生産、事業、教育等々各範に渡る)に尽す者は神は一層その繁栄を計られるものであるが、之れに反して不正なる者は、其の地位のみならず、肉体までも奪われるのである。之れらを与奪するものは即ち大霊魂(宇宙主宰の神)である。これは神賦の正欲(即ち経綸・ムスピカタメ、それは修理固成、生成化育、弥栄の道、惟神の道)であって、神より賦(与え)られた処の人の践(フ)み行なうべき正道なのである。正道とは「中」である。

中とは、右にも左にも偏せざる事を云うのである。伊邪那岐大神の禊……の御心である。斯の道が正(一止)である。(人相の人中、祭祀の正中)。中心(忠)―。分不相応な事(相場、株式、競馬、競輪等々)をしない、程々を考えて極端な事をしないで人の道を践み行く心掛が必要である。人類は他の動植物よりも、より多く雑種となっているから、其の結果として人類は善い性質も悪い性質も一層複雑になっている。

俗学の者は是の理(コトワリ)(点)を悟る事が出来ず、自暴自棄に落入り、貴(奇、技、機)を外に求めるも、何でか夫れは叶うべき事であろうか。(「顕神本田霊学法典」佐藤卿彦述)