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大和心

第1404回 真道問対(本田親徳翁)-20

著者:小山一夫 / 公開日:2026-09-18

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

『序   佐藤卿彦述

「真道問対(シンドウモントウ)」は明治十六年と申す約百年以前に発表されたものであるが、神界に於ける弛(タユ)みない御神霊の活動が、神代から永久不変に行われて居る事の実証を顕わして、霊学研修者のために本田翁が残されたものと拝察いたすものである。

問対の言語は「短」にして「明解」に教示されているのであるが、星霜移り変りして、漢文を難解とする向きもあるので、本書発行に当たり「神意を伺い」訓読みと致し、簡単な解説を集録致したものである。

解説に就いては、本文の単語に含まれる表裏の薀蓄のある意義は筆舌に尽くしがたいものであり、且つ、長文に亘るので差し控えた。帰神術の神法を研修致す際に、必ず問対の意義を伺い、正しい解釈を頂いて本田霊学伝承の役を果たしたく努力致して居る次第である。

問者 副島種臣

対者 本田親徳

以後問を◎印  対を△印

解説 佐藤卿彦』(「顕神本田霊学法典」佐藤卿彦述)

◎大地球凝力有別称乎。

△大地球凝力之別称大地主神也。自此本力而発萬物之凝力。故謂之末力凝力固無霊覚而今有霊覚者愛魂相応也。

◎ 大地球の凝力に別称有る乎。

△ 大地球の力の別称は、大地主神なり。此の本力よりして、而ち万物の凝力を発す。故に之れを末力と謂ふ。凝力には固より霊覚無し。而して今霊覚有る者は、愛魂相応ずるなり。

解説

大地主神は神系不詳であり、記・紀にも見えないが、地鎮祭に於いては「大地主神」を招神している。此れらから大地球を主宰されている大国主神の御活動の別名と解される。神憑りに於けるお答えも「大国主神の別名」を繰り返されて居られる。凝力の発生は、大地主神より発して、愛魂の相応ずる用に因って、生ずるもの、との御教えである。