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大和心

第1411回 真道問対(本田親徳翁)-25

著者:小山一夫 / 公開日:2026-09-25

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

『序   佐藤卿彦述

「真道問対(シンドウモントウ)」は明治十六年と申す約百年以前に発表されたものであるが、神界に於ける弛(タユ)みない御神霊の活動が、神代から永久不変に行われて居る事の実証を顕わして、霊学研修者のために本田翁が残されたものと拝察いたすものである。

問対の言語は「短」にして「明解」に教示されているのであるが、星霜移り変りして、漢文を難解とする向きもあるので、本書発行に当たり「神意を伺い」訓読みと致し、簡単な解説を集録致したものである。

解説に就いては、本文の単語に含まれる表裏の薀蓄のある意義は筆舌に尽くしがたいものであり、且つ、長文に亘るので差し控えた。帰神術の神法を研修致す際に、必ず問対の意義を伺い、正しい解釈を頂いて本田霊学伝承の役を果たしたく努力致して居る次第である。

問者 副島種臣

対者 本田親徳

以後問を◎印  対を△印

解説 佐藤卿彦』(「顕神本田霊学法典」佐藤卿彦述)

◎動物有貴賤尊卑如何。

△神造萬物其体有貴賤尊卑係力徳之過不及。非神所関。

◎ 動物に貴賤、尊卑の有るは如何(イカン)。

△ 神の万物を造る。其の体に貴賤、尊卑有るは力徳の過不及に係(カカ)り神の関する所に非ず。

解説

動物に有る貴(品位が高くすぐれている)賤(下品でみすぼらしい)、尊(たっといこと)、卑(いやしいこと)は神の関与した事ではない、その体の力徳の多いか少ないかに因るものであると答えられたものである。

力徳の過不及については「自ら為したる所の善徳の大小による力関係を云う」とのお答えも得ているものである。