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大和心

第1424回 真道問対(本田親徳翁)-32

著者:小山一夫 / 公開日:2026-10-06

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

『序   佐藤卿彦述

「真道問対(シンドウモントウ)」は明治十六年と申す約百年以前に発表されたものであるが、神界に於ける弛(タユ)みない御神霊の活動が、神代から永久不変に行われて居る事の実証を顕わして、霊学研修者のために本田翁が残されたものと拝察いたすものである。

問対の言語は「短」にして「明解」に教示されているのであるが、星霜移り変りして、漢文を難解とする向きもあるので、本書発行に当たり「神意を伺い」訓読みと致し、簡単な解説を集録致したものである。

解説に就いては、本文の単語に含まれる表裏の薀蓄のある意義は筆舌に尽くしがたいものであり、且つ、長文に亘るので差し控えた。帰神術の神法を研修致す際に、必ず問対の意義を伺い、正しい解釈を頂いて本田霊学伝承の役を果たしたく努力致して居る次第である。

問者 副島種臣

対者 本田親徳

以後問を◎印  対を△印

解説 佐藤卿彦』(「顕神本田霊学法典」佐藤卿彦述)

原文 ◎大陽光体乎。

△大陽闇体也。大陽有雰囲気而包羅之猶我大地有雰囲気也。而由衷依放之光映徹其雰囲気而伝諸我大地雰囲気現見之致如光体也。

◎ 太陽は光体なる乎。

△ 太陽は闇体なり。太陽には雰囲気有りて而して之を包羅す。猶(ナホ)我が大地に雰囲気有るが如くなり。而して衷(ウチ)より放つ所の光を、徹(トオ)して其の雰囲気を映す。而して諸を我が大地に伝ふ。雰囲気は現見の致すところは、光体の如きなり。

原文 ◎其光者何

△上帝之色也

◎ 其の光は何ぞ。

△ 上帝の色なり。

原文 ◎其温気者何。

△上帝之温也。

◎ 其の温は何ぞ。

△ 上帝の温なり。

解説

上帝とは天之御中主神を中心として生成化育の活動をされている高皇産霊神、神皇産霊神の造化の御三神を申し上げているもので、道の大原(148頁)に「神光之を高皇産霊神と云ひ、神温之を神皇産霊神と云ふ」とある、是を此処では上帝の光(輝く色)と温である、即ち神界の光と温は天津神の元津親(造化の御三神)の御活動に因るものであることを示した。