2022-02-05 著者:小山一夫
原文保存・医学的校閲前/画像は元サイトから読み込みます。
家庭画報.comから、
金沢大学大学院 消化器・腫瘍・再生外科学教授の太田哲生先生の記事です。
「最近では、がんが見つかっても昔のようにすぐには手術をしません。まず抗がん剤で少しでも“がんの縮小”を図ってから手術を行うことが多くなりました。しかし、この抗がん剤治療も、腸の粘膜を障害します。
また、抗がん剤の副作用で血液中の白血球数が極度に少なくなって熱が出始めると、抗生物質が投与されます。そうなると、腸内細菌も死滅・減少するので、さらに腸内環境が悪化してバリア機能が低下し、同時に筋肉が減少していくサルコペニアという現象が引き起こされます。」
免疫機能のおよそ8割があるとも言われる腸が、その機能を担う腸内細菌の大半を失ってしまう。
これは大変なことだと思います。
敵味方関係なく大混戦の白兵戦の戦場で無差別銃撃するみたいなものです。
いわば背中から味方に撃たれるようなものです。
できるだけ免疫力を損なうことなく、治療ができるようになればいいのですが。。。
「そこでサルコペニアを防止するには、経口でグルタミンと筋肉を作るBCAAを補給する必要があります。補給するのは、うまみ調味料のグルタミン酸ではありませんよ(笑)。」
言われないと間違えそうですね。
「もう1つ、手術前後には無理のない軽い運動(有酸素運動)を患者さんに続けてもらっています。手足の活動性低下を防ぐためだけでなく、運動することで筋肉細胞のミトコンドリア機能を高め、効率よくBCAAから筋肉を作ったり、筋肉を分解してBCAAからグルタミンとアラニンを作ったりするためです。
アラニンは肝機能を高め、全身のエネルギー代謝を促し、手術に耐える体力をつけます。この2つの成分のおかげで術後の創傷治癒を含めた回復力が強まり、その後の健康維持にも役立つという相乗効果が、軽い運動を続けることで得られるというわけです。」
やはり運動は必要だそうなので、ここはしっかりと日頃からできる範囲でトレーニングしたいと思います。
BCAAは大事なアミノ酸なので、自然のものからがいいと思い「琉球もろみ酢の原液」や卵などで摂取しています。