一般財団法人 野萩青少年育成財団
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坐禅で病気になるとはー2

2022-02-10 著者:小山一夫

原文保存・医学的校閲前/画像は元サイトから読み込みます。

達磨の著とされる「増演易筋洗髄内功図説」全6巻には、凡そ100種類の内功法が説明されています。


これらは簡単に言うと、体内の気を操作する技法ですが、形式的に分けると、体を動かす動禅、座ってやる坐禅、寝て行う仰臥禅の3種類。
質的に分けると、気を養う方法(養気)、気を練る方法(練気)、気を巡らす方法(行気)に分けられます。
(別の視点からですと、心身の安定法、浄化法、強化法ともいえるでしょう)

達磨の真伝と言われるこの本には、それぞれの技法に経絡医学などの中国医学的解説が補足されていますので、たぶん達磨の死後に説明文が追加されていったものと思われます。

この様に達磨は精密な体系的技法を中国に伝えましたが、悲しい事に日本には坐禅しか伝わりませんでした。
そのため日本の禅宗には、白隠禅師のような偏差の治療法や、その予防法を知る人がいなかったのです。
もし達磨の三法の全伝が日本にもたらされていたら、白隠禅師も禅病に苦しむことはなかったと思います。

軟酥の法について、親しくしている臨済宗の老師に尋ねたところ、あれは治療法だから健康な人には必要ないと言われました。
病気でない人が薬を飲み続けたら、逆に病気になるかも知れませんね。。。

 

 

 


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