一般財団法人 野萩青少年育成財団
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気功の基本-6 病因の除去は

2022-02-14 著者:小山一夫

原文保存・医学的校閲前/画像は元サイトから読み込みます。

西洋医学は病因の除去技術に優れています。

外科手術でガン細胞を除去したり、抗がん剤で癌細胞を直接攻撃し、その増殖を抑えたり死滅させたりします。放射線療法も根治、緩和、予防など多目的で使われていますし、他に免疫療法などもあります。

 

近年、先端的な研究成果により治療法の選択肢も増えてきましたので、徐々に治療効果も向上してゆくと思います。

 

そういった優れたところが多くあるにもかかわらず、なぜか食餌療法とか体質の改善方法は得意ではないようです。

これまでは、どちらかと言えば生命力を向上させるような方向にはゆかず、逆行させているような印象を多く受けます。

ただ治療が適正ならある程度の延命効果は期待できるので、私は西洋と東洋のいいとこ取りが理想だと思っています。

 

中国医学は昔から病因除去ではなく、体質の偏差を是正したり、人間の生命力を高めることで、自然治癒力を発揮させることに主眼を置いてきたように思います。

 

とは言っても、三国志の曹操に脳外科手術を提案して獄死した天才的医師の華佗は、麻沸散という麻酔薬を使用して盛んに外科手術をしていたそうなので、病因除去の治療も多くなされていたようですが。

 

いずれにしても、糖尿病などの生活習慣病なら中国医学の得意分野かも知れませんが、癌治療となりますと、どうしても検査から治療まで、西洋医学のお世話になる場面が多いと思います。

なので予防とか再発防止効果はあるとしても、発病後であれば中国医学はあくまでも西洋医学の補完的な役割としての期待に留めるべきでしょう。

 

もっとも手術前には体力を高めていた方がいいですし、再発防止にも心身の安定は必須です。免疫力を高めて、大いに自然治癒力を発揮してもらうためにも、養生医学は役に立つと思います。

 

つづく

 

 


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