2022-02-22 著者:小山一夫
原文保存・医学的校閲前/画像は元サイトから読み込みます。
日本薬学会のサイトに、神農本草経の解説があります。
「中国最古の薬物学(本草学)書であり、個々の生薬の薬効について述べている。中国古代の伝説の帝王で農耕・医薬・商業の神「神農」にその名を託した。
一年の日数に合わせた365種の薬物を上品(じょうほん、120種)、中品(ちゅうほん、120種)、下品(げほん、125種)と薬効別に分類している。(上薬、中薬、下薬ともいう)
上品は養命薬(生命を養う目的の薬)で、無毒で長期服用が可能。身体を軽くし、元気を益し、不老長寿の作用がある。
中品は養性薬(体力を養う目的の薬)で、使い方次第では毒にもなるので注意が必要。病気を予防し、虚弱な身体を強くする。
下品は治病薬(治療薬)で、毒性が強いものが多いので長期にわたる服用は避けたほうがよい。病気を治すために用いる。」(抜粋)
漢方薬「治療」はゆっくり効いてくるから焦らず長期間飲んだ方がいいとか、服用によって一週間以上体調が悪化しても瞑眩(めんげん)という好転反応だから大丈夫とか、そんな話を耳にすることがあります。
確かに上薬や中薬なら、定期的に処方を見直しながらある程度長期間にわたる服用もわかりますが、急性や酷い症状の「治療」目的で処方された方剤を長く飲むというのは理解できません。
また、これが効かないなら次はこちらの処方とか、当たるも八卦みたいな話もよく聞きます。
でもそれでは薬効がないとか、証(体質や病状)に処方が合っていないと、自ら言ってるようなものです。
私の知る限り、治療目的で処方された方剤には、即効性があるケースが多いと思います。全然効かないというのは、証の判定が適切でないために、薬効が発揮されないのではないでしょうか?
鍼灸でも下手な先生ほどたくさん鍼を打ちます。
数打ちゃ当たる、というのではなんとも情けない話です。真面目に勉強したのかどうか疑問です。
私は中国人の鍼灸医にお願いしましたが、中国鍼は日本の鍼よりも太いので痛いのが難点です。
でも病院で治らなかった視神経麻痺は、その先生のお陰で完治しました。4ヶ月間の治療中、痛いのを我慢してよかったです。
ただ、全国から患者さんが来るためいつも混んでいますが、重症の方が多いようで、視神経麻痺程度で予約していいんだろうかと、いつも申し訳ない気がしていました。
たまに待合室で他の患者さんと雑談すると、青森から来て近くのホテルに一週間泊まり毎日通ってるとか、そういう方ばかりです。車椅子の方が多く、付き添いの方達も遠方から大変だなと思いました。それだけ患者さんに頼られてるのを見ても、先生の実力を窺い知ることができるというものです。
この先生ですが、まず鍼を打つ数が少ないです。それと患部から離れたところから始まります。人によって違うかもしれませんが。。
つづく