2022-03-31 著者:小山一夫
原文保存・医学的校閲前/画像は元サイトから読み込みます。
東京オリンピックに続き、
北京オリンピックの開会式でも「イマジン」が流れました。
なんだか平和を願うときの定番曲になったようです。
でも世界には、その歌詞の内容に賛同していない人が少なくないような気がします。歌詞をよく読んでみた時にそう感じました。純粋で美しいその理想は、人類の歴史から見ても正しいと思うのですが。
かつて9.11の同時多発テロ直後、この 「イマジン」 がアメリカのラジオ局で放送自粛されましたが、それはブッシュ大統領が進めようとしていた戦争を米国民の90%以上が支持していたという背景もあります。好戦的なムードに水を差すなっていうことなのでしょう。
ジョンは生前、インタビューでロシア革命を例にして、
「体制が破壊されると、こんどは破壊した側が体制になる」
政治体制云々よりも、人間そのものに根本の問題があると思っていたようです。
また別の記事(1980年)では
「暴力のためにやるのなら、僕を外してほしい。
花で飾られたバリケードでないかぎり、僕がそこに立つことを期待しないでくれ」
と語ったそうです。
彼は自分の曲や彼自身の存在を、人々に都合よく政治利用されることを嫌っていたのでしょう。