2022-04-28 著者:小山一夫
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「菩提道次第論~ラムリム」は、チベット密教の天才ツォンカパの代表作として知られています。その内容は極めて高度で、かつ難解なものですが、密教修行者にとって大変参考になります。
とくに
密教研究に不可欠とも謂える瑜伽唯識論の重要文献である「解深密経」等を理解する上で役立ちます。私事ながら、かつて「解深密経」を読んだ際に難解だった部分が、この「菩提道次第論」によってかなり明白になりました。
もちろん「菩提道次第論」にしても、良書とはいえ、その説くところについて、全面的には同意しかねますが、頷けるところも沢山ありますので、これが有力な参考文献であることは間違いありません。
本書はかなりの大著ですし、中観と唯識の知識がないと読めませんが、原始仏典からはじめて仏教学を順序よく学ばれた方には、相当な発見を与えてくれるはずです。