2022-05-09 著者:小山一夫
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老子が道徳経に於いて「道可道 非常道」と説いているように、真理の核心を言葉で伝えることは不可能なのです。
この伝承方法に似たものは、、仏教のみならず、ヨーガ、丹道、古神道等にも多く見ることができます。エネルギーのやり取りを通して、静寂の内に、無言で伝承が行なわれるものです。
様々な技術を独習するのもいいですが、師の傍らで行うと全然違います。
一人で努力するのも大切なことだとは思いますが、もっとも大事なのは、然るべき師の居られる前で練習することなのです。
仮に摩訶迦葉のような天才であったとしても、その師との邂逅の場数を踏まずに、情報などを頼りに独習していたら、果たしてゴールに至れるかどうか、とても疑問です。
弟子を悟り体験に導くことこそ、師の果たすべき役割のひとつなのです。その手段の一つが粘華微笑の世界です。
なぜなら、奥義伝承は言葉を越えた次元で行なわれるからです。